強精酒
●強精酒エキスは本当に効果があるのか?
若い頃はありあまっている精力も、年を取ってくると、何かで補いたくなるものです。
そこで出番となるのが、「強精酒」であります。
マムシ酒とか朝鮮ニンジン酒といったところが有名ですが、強精酒は本当に効くのでしょうか?
強精酒は、もともと中国の漢方医学に基づくものです。
この漢方は、理論よりも長年の経験に基づいています。
西洋医学の理屈では分からない鍼灸が実際に体に効くのと同じで、漢方もまた実際に体に効くのです。
中国人の長年の経験と知恵が集積された漢方には、強靱や強精に良いといわれている素材があります。
朝鮮ニンジンやクコ、イカリ草、ウコギなどは、漢方の本場中国では、よく強精酒となって流通しています。
日本でも、これらに杜仲(とちゅう)などを加えたものが、強壮強精の酒として売られています。
また、より強力な素材として、鹿茸(ろくじょう)やオットセイの陰茎があります。
鹿茸は、鹿の角が10センチ前後に伸びたとき、その先端を切り取って乾燥させ、粉末にしたものです。
これらを酒に漬けて飲むと、精力がみなぎってくるといわれています。
こうしたさまざまな強精素材のエキスをわざわざ酒にして飲むにはちゃんとした理由があります。
たとえエキスが微量であったとしても、酒に溶かしておけば、より早く効果的に小腸に達します。
その結果、効果がより早く現れるのです。
また動物由来の場合は、雑菌などの衛生的な危険もあるので、アルコールに浸すことで殺菌するという目的もあるのです。