「キン」トレ
●有名な「金冷法」は本当に効果があるのか?
精力誦経は、古来より、オスとして性を授かった者の永遠の悲願でありテーマなのです。
今日まで様々な精力アップの方法が考え出されてきました。
なかでも、有名であり、かつ現代にまで継承されてきたものが、いわゆる「金泠法」です。
金泠法は、方法としては実にシンプルで、毎日睾丸に冷水をかけるだけの簡単な事です。
ですが、この簡単な方法は、単純に迷信とは言い切れない部分を含んでいます。
金泠法の目的は、冷水をかけることによって、人為的に陰嚢括約筋(いんのうかつやくきん)に刺激を与えることにあると説明できます。
冷水を浴びた睾丸はいったん縮み上がりますが、しばらくすると、またたるんできます。
そこへ冷水を浴びせて縮み上がらせるのです。
この睾丸の「筋肉」にかぎらず、人間の筋肉にはつかえばつかうほどに、強くなるという性質があります。
そこで、人為的にこの筋肉を働かせ、鍛えようというわけです。
陰嚢括約筋には、睾丸の袋を収縮させて、睾丸の周辺を適温に保つという働きがあります。
つまり、この筋肉が働いていれば、どんどん精子が製造され、それは精力にも反映されるという理屈ですね。
ただし、この説明には一応の合理性はあっても、効果の程度には疑問符が付きます。
腕や足もそうであるように、人間の「筋肉」はそう簡単に鍛錬できるものではありません。
ですから、この金泠法に過度な期待はしないほうがいいかもしれません。